武田信玄

三方ヶ原の戦いは陣形で勝敗が決まった!!鶴翼の陣対魚鱗の陣!!

管理人のヤスマサでござる。今回は信玄公と若き日の家康公が戦った三方ヶ原の戦いで両者がとった陣形を中心に説明していこうと思う。
みほ
みほ
鶴翼の陣と魚鱗の陣でしょ!この二つの陣形はどう違うの?どっちが強いの?
それを本文で説明するでござるよ。見ていてくだされ!

 

三方ヶ原の戦いは陣形で勝敗が決まった!!合戦が始まるまで

 

元亀三年3月3日、武田信玄公は22000(後に先鋒山県昌景隊5000と合流)を率いて甲府を出発、京都を目指して西上の途に就いついた。まず敵となるのは武田家の領土に隣接した地域に盤踞する徳川家康である。西上するにはこの家康を倒さねばならぬ状況でござった。

武田軍は徳川領の要衛二俣城を落として南下を開始しました。その先には家康の居城浜松城があります。家康は信玄が浜松城を攻めるのか無視して西進するのか分からずにいました。

そうしたところ、武田軍は浜松城に向かって進んできましたが、浜松城の北方約4.5キロの有玉というところで方向を転じて西進、三方ヶ原台地に進みました。

家康は「城下を踏み散らしていては部門の名折れ」と浜松城から全軍(11000)を率いて出撃しました。

家康は武田軍がこのまま進めば追分から祝田の狭隘な道を進むことになり武田軍の隊列は伸びきる。そこを側背から攻めれば勝つと踏んだのです。

一方信玄は浜松城の傍まで言っても攻めず、わざわざ危険なルートを歩んでいます。この行動には家康を三方ヶ原におびき寄せて、野戦にて大損害を与えようとの考えがありました。

家康はまんまと信玄の誘導作戦にのってしまいました。

 

 

 

三方ヶ原の戦いは陣形で勝敗が決まった!!鶴翼の陣対魚鱗の陣

 

徳川軍と武田軍が三方ヶ原に対峙します。

徳川軍は鶴翼の陣、武田軍は魚鱗の陣を敷きました。

 

鶴翼の陣とは陣形を大きく左右に広げ、兵力が優位な時は敵を包囲殲滅できる陣形です。また突撃してくる敵を包囲して攻撃することも可能です。

基本的には敵より兵数が多い場合に用いられます。兵力が少ない場合は、この陣形の威力は激減してしまいます。第四次川中島の戦いで、謙信の車掛かりの陣に対し信玄は鶴翼の陣で対抗しました。

 

一方魚鱗の陣とは文字通り魚の鱗のように将兵を展開させるもので、前線部隊が披露しても次々と新手を繰り出せる攻撃型の陣形です。

一般的に多くの部隊が同時に戦闘でき、先陣が敗走しても二陣が攻撃できるので、消耗戦には優れた効果を発揮します。

特に敵より兵数が少ない場合の正面突破に有効な陣形です。後年家康は関ケ原で西軍の鶴翼の陣に対し、魚鱗の陣で対抗しました。

 

何故兵数の少ない徳川軍(兵数11000)が鶴翼の陣、兵数が圧倒的に多い武田軍が魚鱗の陣(兵数27000)を何故選択したのかは、はっきりとは分かっていないようです。家康、信玄の二人に聞くしか無さそうですね!!

 

三方ヶ原の戦いは陣形で勝敗が決まった!!激突徳川軍対武田軍!陣形がどう作用したか?

 

徳川軍、武田軍が三方ヶ原台地の南北に布陣を終えたのは午後二時頃です。

陣形を記した図面を見て読んでいただきたいのですが、家康が布陣した鶴翼の陣は、左右には長いですが、前後が薄く後詰もありません。強烈な攻撃を受けたら陣を突破されるでしょう。魚鱗の陣を用いた方がいいのではないかないかと思うのは管理人だけでしょうか?

もしかしたら信玄は家康が薄い鶴翼の陣を布陣するのを予測して、一気に徳川軍を突破できると判断して魚鱗の陣を布陣したのかもしれませんね!

三方ヶ原の戦いは陣形が勝敗を決めた大きな要因となっていたと思います。

午後4時(午後5時との説もある)小山田隊が石川隊に向かって礫を投げます。これは挑発行為です。石川隊はこの挑発に乗ってしまい、小山田隊に突撃します。

この石川隊の突撃がきっかけとなり、徳川軍は全軍で攻め立てます。

序盤は徳川軍優勢でした。何故なら武田軍は魚鱗の陣の第一線の小山田隊、山県隊、内藤隊しか戦っていなかったからです。

そして武田軍の魚鱗の陣の第一陣と戦った徳川の全軍は披露しきってしまいました。そこに魚鱗の陣の第二陣、勝頼隊、小幡隊、馬場隊が襲い掛かったのです。

徳川の鶴翼の陣は一瞬で崩壊しました。

徳川軍は総崩れとなり、家康は命からがら浜松城に逃げ込んだといわれています。

 

 

 

三方ヶ原の戦いは陣形で勝敗が決まった!!鶴翼の陣対魚鱗の陣!!まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

今回は三方ヶ原の戦いでの両軍が布陣した陣形を中心に記事をまとめました。

両軍の城跡とは異なる布陣、どういった思考で判断したのでしょうか?

野戦の天才といわれる信玄と家康。

その考えは常人には分からないことでしょう。

いつの日か判明する時がくるといいですね!!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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